困った
今日は大会に出ました。
大会なんて中学時代の京都ジュニア選手権以来ですよ。
中学はテニス。15歳以下の部ダブルスベスト16(参加28組、1回勝っただけ)。
今日のはTrue North Static Challenge vol.2。
最近やっている息止め。フリーダイビングという競技の一種目。
2:36あたり
「 きみは長時間息を止めて何が楽しいのかね 」
と聞かれることが多々あります。
普通なら1分そこいらが限界やけど3分とか4分とかいけるようになったら
50m走7秒が5秒になるくらいにびっくりするぞ!!!どや!!!
という全力にヘタクソな感じで魅力の説明をします。
意外にみんなわかってくれます。きみもわかるよね。ね。
ていうか、ほんとに達成感あります。youtubeの最初のカットだけみて止めようと思わないように。
あと、当然ながらこれができることが海で深く潜る最低条件です。
『グラン・ブルー』のジャック・マイヨールになれる。かもしれません。
・・・で、自己ベストは去年の11月あたりに出した4分25秒。
プールが冷たくておなか痛くなった昨日の練習では4分06秒。
そんなあたりをうろうろしています。
ちなみに日本記録は7分25秒。世界記録は11分35秒。
いわゆるアレですよ、イミフですよ。
今日は本番に弱いぼくの本領を発揮して、4分ちょいあたりで顔を上げてしまいました。
よーし今日は5分いっちゃうんだから、とか調子こいてた自分も、まぁ結構好きです。
顔を上げたら、自分の意識がはっきりしていることを示すため、
審判に向かって人差指と親指で輪っかを作って「I am OK.」と言います。
あーーーーーー
もうーーーーーーーー
って思いながらもその手順はしっかりやったんですけどね。
結果は失格でした。
・・・おう?
全部読もう。めんどくさかったら太字だけ読もう。
フリーダイビング・コンペティション競技規則
5.2.3
競技者のパートナー(キャプテン/コーチ)は、競技者のウォーム・アップとパフォーマンスに付き添い、補助することを許可される。パートナーは、「ウォーム・アップ・ゾーン」「待機ゾーン」「競技ゾーン」での補助が許可される。パートナーは、競技者が希望するなら、競技者の競技開始から気道が水面上に出るまで、オフィシャルのセーフティ・フリーダイバーとして配置することができ、また意識確認のためのボディ・タッチをすることができる。この時、パートナーは自分がサポートする競技者の安全についての責任があるが、競技会を通じての安全管理についての責任は、主催者にある。しかし、パフォーマンスが終了し、競技者の気道が水面から出た時点から、パートナーは競技者に触れることは許されない。パートナーは、小さな声で競技者に話しかけることのみ許される。もしこれらが守られなかった場合、その競技者は失格となる。
要は、顔を上げてから、サポートの人がぼくに触っていたと。
気付かなかったのですが、サポートさんに聞いてみると、 「あ!」 と。
んー。
まぁしょうがないですわなー。
とは思うのはぼくだけで、サポートさんはショックで茫然自失。
「 全然いいですよー、8分出してたらキレてますけどねははははは。 」
と言ってみるものの。
サポートさんはショックで茫然自失。
こっちはなんとも思ってないのに・・・ってのも競技者として問題やけどもとりあえずそれは置いといて。
これ、どうしたらいいんですかね。
今日も冷えておなかが痛い。そしてそれ以上に胸が痛い。