YAMAHA FG-201

 
クリックするとすげーでかくなります。背景(玄関)が散らかってるのと壁のシミは無視してね。 

 
 
我が家に1本だけあるアコースティックギター
 
去年の秋に買いました。
  
買いに行ったわけではなくて、あったので買った、いわゆる衝動買いですね。
 
 
中古屋さんで適当にぶらーんと飾ってあったのですけれども、
値札に書いてある、とあることが気になって手に取ってみたくなりました。
 
写真を拡大したらわかるかもしれませんが、もうキズだらけなんですよ。
打痕はまぁ中古なのであるとして、前の所有者がヘンな位置でジャカジャカやってたらしく、
サウンドホール(真ん中の穴)の右上に多量の引っかき傷が・・・。
あとYAMAHAの文字消えかかってるし。いろんなとこ欠けてるし。指板えぐれてるし。
 
 
それでも買おうと思った理由が4つあって、
 
 
1. 音が良い
 
一応楽器ですので音は考えますよ。値段のわりに音にハリがあって伸びる。
え、なんなんすかこれ、って店員さんに聞くと、
「 それいいでしょー、でも状態がそんなんだからこの値段なの。 」
 
 
2. 12,800円
 
やす。なにこれ。
もともと定価20,000円らしいので、ああ、まぁそんなもんか。
でも20,000円でこの音ってなんなのかしらね。
 
 
3. 日本製
 
YAMAHAに限らず、最近の安いのって大体インドネシアとかタイとかの東南アジアで作ってるんですね。
現地の技術も上がってはいるもののやっぱり昔の日本製の質は高いらしく、
モノによっては「ジャパン・ヴィンテージ」などと呼ばれ高値がつくことがあります。
さっき書いた状態と元値のおかげでこの値段ですが、予想外の音質はこれによるところが大きいのかもしれません。
 
 
で、最大の理由が
 
 
4.1976年製 (同い年)
 
値札にそう書いてあったので一気にテンション上がってこの時点で買うの決めてました。
音がでろんでろんでも、もっと汚くても、きっと買ってたでしょう。
探せばあるんやろうけども。たまたま見かけたというのに運命的なものを感じてしまったというのが言い訳です。
それにしても当時の20,000円ってどんなもんなんやろう?
 
 
馴染みの楽器屋のにいちゃんに、こんなん買ったんすよ!って報告したら
 
 
「 ボクなら年月日まで狙いますね 」
 
 
・ ・ ・ 上には上がいるね。
 
 
 
 

ヴィンテージ・ギター (Vol.6) 丸ごと1冊YAMAHA FG エイムック (506)

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