十津川を行く(前編)

 
奈良県十津川村という村があってですね。
  
・ 日本一大きい村(北方領土除く)。
奈良県最南端の自治体。越えると和歌山県
・ 県境付近は熊野古道として世界遺産登録。
・ 西村京太郎の十津川警部の名はこの地によるもの。読んだことないけど。
・ 電車が走ってない。とにかく秘境。
 
 
実家は奈良県最北部の奈良市なので、行くとなると120kmを縦走することになります。
岩手とか長野とか福島とか島根とか縦長横長の県はいっぱいありますが、
だいたい高速道が通ってるんよね。もしくは贅沢に新幹線だったりとか。
 
十津川村に限らず、奈良県の下半分は電車が走ってないのですよ。
車のみ、しかもうねうねの山道を走らないと辿り着けないという攻め甲斐のあるとこです。
 
 
前回の法隆寺と同じく、行ったことがなかったので行ってみたくなりました。
 
 
「 明日車空いてたらちょっと十津川行きたいんやけど 」
「 ぼくも行く 」
「 わたしも行く 」
 
・・・なぜ家族旅行になってしまうのでしょうか。
 
まぁこれで世間的に親孝行と呼ばれるのなら甘受しよう。ってほどたいそうなことでもないけど。 
 
 
背筋が痛くなるほどハンドルを切りまくった山道は省略。
 
数少ない観光名所、谷瀬の吊り橋へ。 (Wikipedia:谷瀬の吊り橋)
 
 
全景。
 

 
 
こわい。
 
うっかりプチ高所恐怖症なこと忘れてました。
ぼく東京タワーのあの透明のとこ立てへんからね。
 
 
碧い清流を眺めながら
 

 
 
渡るけども
 
シンメトリー
 
 
もういいです。板がたわむんですよ。ヘタしたら最初からたわんでてロッカー状態。
 
 
やばそうなとこにはマーキングがしてあって
 

 
 
この金具もぐらぐら。
 
 
あーだ
 
 
こーだ
 
  
わー
 
 
きゃー
 
 
 
 
・・・たぶん富士急ハイランドとか行ったら気絶するんやろうなぁ。
 
 
十津川村の話は続きます。
 
 
 

日本秘境交通マボロシ紀行 (タツミムック)

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