食物連鎖に組み込まれる

知床が世界遺産に選ばれた理由は、自然がそのまま残されているから!
・・・だけではないそうです。むしろ結構人の手が入っててびっくりするくらいです。
 
ざっくり言うと 「 世界でも例を見ない生態系の縮図 」 であるから。
流氷と共に大陸から流れてくるプランクトン、群がる魚、捕食する熊、土に還り森を育て・・・
めんどくさいので このサイト の真ん中へんの図をご覧ください。
とってもわかりやすいです。
 
野生の熊の見学は叶いませんが ( 叶うときは死ぬとき )、
サケが川を上る姿だけは見ることができました。
 
場所はこのへん。橋の上から。
 

  
ほら、真ん中よりちょっと右にいるやん!わかりにくいけど!必死で泳いでるやん!
サケの遡上なんて都市伝説みたいなもんと信じて疑わなかったので感動しました。
 
んで、もうちょっと近付いて写真撮れんかなぁと思って河原に降りたら
 
 
 
 

うじゃうじゃうじゃーーー
  
写真に納まってるだけで53匹もいるーーー!!! (数えた)
 
魚たちが壮大な海の旅から帰ってきた現場に立ち会い、
自然は大切にせんといかんなぁなんて子供のように思うわけですが、 
でもやっぱり僕は食物連鎖の頂点に立ってしまっている人間なので、
 
 
 

 
その日の夜のイクラ丼はがっつりおいしくいただきました。
 
見たからといって「もうイクラなんて残酷すぎて食えない!」ってことにはなりませんが、
ご飯は残しちゃいかんという思いは結構強くなりました。これは本当。
 
遡上の様子は動画にも撮ってmixiにアップロードしたものの
どえらく粗い絵になってしまいなんのこっちゃよくわかりません。それでもよければ是非ご覧ください。