島の夜
夢のようだった八重山の旅の話は今回で終わりにします。
小出しに書いてきましたが、4月末から今日まで行きっぱなしと思ってた方が
一部いらっしゃるようで・・・。さすがにそれは・・・。
旅の間は毎日酒呑んでました。こっちにいると一滴も呑まへん月もザラやのに。
ちなみに「オリオンビール」と石垣産泡盛「請福」、波照間産泡盛「泡波」の3種類のみ。
この「泡波」ってのが結構クセ者でして、ネット通販なんかで探すと 結構なお値段 で売られております。
高値がつく酒といえば森伊蔵やら魔王やら村尾なんかがありますが、レアさ加減は上を行くかもしれません。
そんなものを子供の味覚の私が呑んでたわけです。申し訳ない。
波照間島の文化についてはコルネリウス・アウエハントとかいう民俗学者が現地で穴が開くほど
詳しく調べたようですが、んなもん読む気力がないのでそれはいいとして・・・
八重山の文化の中心である石垣島から遠く離れているために、この島独自の文化が形成されたのは容易に想像が付きます。
で、海荒れたら石垣から泡盛が入手できんくて困るやん、ってことで独自の泡盛として波照間の人が勝手に造り始めたのがこの「泡波」。
元々島内で消費する分しか造っていなかったのでいまだに生産量が限られており、こういう価格になってしまった、と。
とはいえ現地ではお土産用にちっちゃいのがアホみたいに売られてるんですけどね。100mlで300円。
鈴生り
何本か買いましたので味見したい方はどうぞおっしゃってください。
そもそも八重山の泡盛の味を知らない方は、いちばん売れている「請福」もありますのでそちらを先に。
そして次に「泡波」を口にした途端、あなたはこういうでしょう。
「うわ、普通!!!」 と。
森伊蔵なんかと決定的に違う点は、拍子抜けするくらい味が普通ってこと・・・。
しかしながらこの小瓶を見るたびに「あ〜また行きたいな〜」と思ってしまいます。
そういう効果は他の泡盛を超えるものがある。かも。
旅の話終わり。次回がありますように・・・。
HATERUMA―波照間:南琉球の島嶼文化における社会=宗教的諸相
- 作者: コルネリウス・アウエハント,静子・アウエハント,比嘉政夫,中鉢良護
- 出版社/メーカー: 榕樹書林
- 発売日: 2004/12
- メディア: 単行本
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