店員が話しかけてくる本屋
原宿でのライブ からご満悦で帰宅するとすぐ、
静岡からの友人が浦安までやってきた。
どうしても行きたい場所があるという。
行きたいところがあるのなら一緒に行こう。
だが一つ問いたい。
なぜ、無数のオサレスポットで溢れる東京の街の中から
都営新宿線
こんなマイナーな町を選ぶのか、と。
友達でも住んでない限り来ませんよこんなところ。
大阪で言うところの若江岩田とかそんなとこですよ。
なんでも強烈な個性を放つ本屋があるらしく、
以前地方で講演に来ていた店長にまた会いたい、と。
どんなところかは詳しく描写しませんが
本屋で精神的に追い詰められたのは初めてです。
店を出て駅に向かう途中で、さっきまで話をしていた店員さんが走って追いかけてきました。
「よかったらこれどうぞ!」
ペットボトルのお茶。
なんて優しいんだこの若僧。
でも本屋で精神的に追い詰められたのは初めてです。
新宿をぷらぷらして別れ、浦安に帰り着くころには三社祭がクライマックスを迎えていました。
みんなたこ焼きやらカキ氷やらを食べながら神輿の通るメインストリートに足を運ぶ中、
私はおにぎりの入ったコンビニ袋を片手にぶら下げ、路地裏の自宅に向かいました。
そういえば写真コンテスト(1等賞金5万円)が開催されてたなぁ。
金曜の夜にちょっと挑戦しようかと思いましたが、
ろくなのが撮れなかったので応募することはないでしょう。